MICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルMICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ
発売日販売日未定
製作者ザック・オマリー・グリーンバーグ
販売元CCCメディアハウス
JANコード9784484141084
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

マイケル・ジャクソンは、ジャクソン5の頃からリアルタイムで、聞くとはなしに聞いていました。当時はラジオでしたけれど。
TVで、ミュージックビデオが放送されるようになり、Thriller、そしてWe are the Worldの頃まででした。80年代半ばまでですね。
その後は、スキャンダルだけ・・・。
特に思いれがあったアーティストではありませんでした。
2009年の訃報を聞いて、それで関心をもった口です。

この本を知ったのは、新聞の書評でした。
ポピュラー音楽の本が新聞の書評に取り上げられるのはめずらしい。
また、ビートルズの楽曲の著作権をマイケル・ジャクソンが購入していたということに関心があったので、興味を覚えました。

著者は、1985年生まれ、ちょうど、We are the World の年です。
出版時、29か30歳と若く、経済誌 フォーブス誌の記者です。

モータウンのベリー・ゴーディJr、CBSレコードの社長、マイケルの顧問弁護士など多数の関係者へのインタビューが本書の基となっています。
それは、逐一、本文の記述についての出典として示されています。

本書は、アーティストとしてだけではなく、著作権、グッズ、CM、映画とのコラボなど、現在の音楽ビジネスの先駆者として、マイケル・ジャクソンをとらえたノンフィクションの労作だと思います。

この種の本で「ノーザン・ソングス 誰がビートルズの林檎をかじったのか」を以前読みました。
ビートルズの契約、金額にかかわることなので、公表された資料がなく、インタビューに基づいてストーリーを組み立てるしかないのですが、時期、数字、内容の矛盾が多く、読むのにストレスがありました。
(著者もそのことを事前に指摘しており、この種の本を著すことの難しさを実感しました。)

本書は、話の流れ、数字的なところは、矛盾なく説明しており、それほどストレスを感じることなく、読み進められます。
また、ごく近い人のインタビューを通じ、マイケルの実像(天才と狂気?

私はこの本も読んでませんが、今までの追悼本と違い「実業家マイケル」の姿から彼を再評価してみょう、と試みた本だという事は知っています。彼が、ビジネスという面でどれくらい長けていた人か、と言うのはだいたい知っています。昔からの生粋のファンの方ならより一層、ご存じでしょう。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

MICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ

アマゾンで購入する
CCCメディアハウスから発売されたザック・オマリー・グリーンバーグのMICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ(JAN:9784484141084)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.