仮面ライダー鎧武/ガイム 第十巻 [DVD] の感想

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参照データ

タイトル仮面ライダー鎧武/ガイム 第十巻 [DVD]
発売日2014-11-21
出演佐野岳
販売元TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
JANコード4988101181018
カテゴリDVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » 特撮・戦隊・ヒーロー

購入者の感想

仮面ライダー鎧武の37から40話を収録。このシリーズでは、ときに心に響くセリフが、主人公たちによって語られるのが魅力。悪夢のような状況下でも、真っ直ぐに生きていこうとする若者の姿勢は、大人の打算を超え胸をうつ。39話では、拉致されたヒロインの少女、高司舞(志田友美、ゆうみ)は、敵の怪人の王であるロシュロに、 “あなたは一度でも裏切られたら、それだけで信じることをやめちゃうの?” と疑問を投げかける。ロシュロは、人類が、未来を託すに値するかを、舞の言動で見定めようとする。40話では、仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰(佐野岳、がく)は、怪人の幹部格にあたるレデュエによって、別世界の幻影を見せられる。そこでは、紘汰本人が怪人となり、人々に恐れられる存在。それを守る仮面ライダー鎧武は、紘汰がかつて助けることができずに、死なせてしまった親友の角居裕也が変身している。この世界では、怪人たちが紘汰の仲間で、他のライダーに襲われる紘汰の救出さえもする。自分を倒そうとする人間たちに対して、紘汰は、自分を守るために人間世界を裏切るか、自分を犠牲にして(自分の仲間でない)人間を守るかの究極の選択を迫られる。怪人達も人間も紘汰が、怪人側につくのを疑わず、紘汰自身も迷うのだが、そんな中、高司舞は “紘汰は変わらない!” と絶叫する。まさに、紘汰にとっては、自分が人を傷つける怪人になって、人々から迫害を受ける悪夢のような世界。この辺の描き方は見事としかいいようがない。そして、吹っ切れる紘汰。 ”誰が仲間か、誰のための世界か、そんなことはどうでもいい。ここには死なないで欲しかった奴がいた。そして、まだ生き延びて欲しい人たちが残っている。俺の味方かどうかなんか関係ない。守りたいものは変わらない!” 40話のラストでは、 ”もう後悔はしない” と、決意をみなぎらせ変貌した紘汰が男らしく素晴らしい。かつて助けることのできなかった ”死なないで欲しかった奴(親友の裕也)” のために戦う紘汰の姿は、大事な人を(助けられずに)喪った経験のある人なら誰しも共感できるシーンで、私は不覚にも、涙が止まらなかった。

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