森昌子コンサート 昌子ひとり舞台 [DVD] の感想

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　聴いていてどことなく寂しいようなこぢんまりとまとまっているステージというのが
印象の前半。
　でも、これは今の森昌子さんが十代からの、当時の歌を唄うことには、多少のギャップがあるのかもしれない。

　後半の大正ロマンメロディーから、まとまりの良さが生きてきて
本来の　森昌子さんの歌声となってくる。
　越冬つばめや　愛傷歌などでは　大人となった新しい側面を見せてくれた。
　
　感情に伴う歌声の揺れは、当時そのままに健在であり　素直さは変わっていない。
このことは嬉しかった。
　
　再起となってこれからの期待を十分に感じさせる内容となっている。
　森昌子の静かな勇気をもった　出発というステージ。
　ＤＶＤとしての演出はとても良い。