スーパー戦隊シリーズ 烈車戦隊トッキュウジャーVOL.3 [DVD] の感想

ついに闇の皇帝ゼットが登場。シャドーラインの幹部がズラッと勢ぞろいするシーンが、カッコ良すぎる！！
やっぱりダークで退廃的な、カッコ良いファッションに身を包んだイケメン幹部がズラッと並ぶシーン。これこそが、特撮番組の華です。
戦闘シーンもカッコ良く、ネロ男爵とノア夫人は初戦闘ですが、二人とも幹部と呼ぶにふさわしい強敵ぶりを見せてくれました。ネロ男爵のステッキを使った戦い方は、シャープで正統派なカッコ良さ。ノア夫人の日傘を使った戦い方は、なんとも優雅。二人の個性が、良く表れています。

それにしても娘の本心を知っていながら、それを踏みにじり、平気で利用しようとするノア夫人。怖すぎる。
グリッタ嬢は相変わらず健気で、もはや真のヒロインです。電車のホームに立つシーンが、なんともシュールで、面白い。
これからゼット皇帝とグリッタ嬢、シュバルツ将軍の三角関係（？）が展開されるのかと思うと、続きが気になってしょうがない。一人蚊帳の外のネロ男爵だけど、皇帝の変貌や立ちくらみにアタフタするシーンが、なんとも面白い。
ゴスでスチーム・パンクな紳士淑女が繰り広げる愛憎と野心の物語に、すっかり夢中です。

皇帝の登場のインパクトが強すぎて、忘れがちですが、それを実現したのはネロ男爵の知謀だということも、見逃さないであげてください。イケメン声なのに一人称が『ワシ』なのも、なんだか魅力的です。

3歳の息子に買いました。何度も見るので、レンタルするより、購入しました。