関ジャニズム (通常盤) の感想

悪くはなかったんだけども…今まで∞がやってきたモノが今回はあまり感じられない印象がしました。
昔は明るくてガチャガチャした中にたまに捻くれたりひがんじゃたりするような、そういったヒトの弱さが見え隠れするような温かさがあったように思うんです。それが売れてきて、好きなことを出来るようになってきて、『こんな僕たちどうですか？』って毎回提示されてるような気分で聴くようになってきました。それが毎回楽しみで、楽しくて。昔からよく歌ってた歌謡曲っぽい歌も、成長と共に彼ららしいカラーがでてきて面白いなぁと思ってました。
今回のは新レーベルって事だけども、全体的に置きにいった感じがどうしても拭えないといいますか…ジャニーズ特有の中身がない曲ばっかりになっちゃった印象がどうしてもしてしまいました。彼ら特有の温かさが薄らいでしまったようで、ちょっと寂しいです。何回も言うように、悪くはなかったんだけど…。今まで培ってきた関ジャニ∞ってものが無くなっちゃった感じがして、ちょっと残念だった感じがしました。

すばるくんと丸ちゃんのユニット曲「道」が大好きです。
単純に声だけでも癒される、ヴォーカリストとしての二人の良さが活かされた曲だと思います。
二人で作詞した歌詞も、eighterに向けて書いてくれたのかな？とも取れるような感じで、ファンを大事にしてくれるまるすばの気持ちを感じて嬉しくなりました。

Disc1は今までよりPOPな曲が多いです。
これから聴き込みたいです。
これはこれで大好きですが、すばるくんの力強いけど優しいボーカルを活かした曲が少ないのは少し淋しいです。
でもみんな歌が上手くなって声も深みが増して、ヨコのソロパートが増えたり、全体のレベルが上がってきた故なんでしょうね。
関ジャニ∞らしさを詰め込んだアルバム、と言われると正直まだしっくりこないですが、今彼らが全力でやってることが関ジャニ∞らしいってことだと信じて、ツアーまで毎日聴きます。

個人的には三十路少年の丸ちゃんのギャグ「コンコンコン、コンスタントにコーンスターチ！」がツボで、聞くだけで元気出ます。

ブリュレやDye Ｄ？みたいに、後々のツアーでも歌い継がれそうなアルバム曲は「象」かな？と思います。