Charlie Haden - Jim Hall の感想
参照データ
タイトル | Charlie Haden - Jim Hall |
発売日 | 2014-09-30 |
アーティスト | Charlie Haden |
販売元 | Blue Note Records |
JANコード | 0602537841820 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » モダンジャズ |
購入者の感想
本年7月11日に惜しまれつつ亡くなった偉大なるジャズ・ベーシスト、チャーリー・ヘイデン。同じく昨年12月に惜しまれつつ亡くなったジャス・ギターの名手ジム・ホール。ヘイデンの追悼盤はたくさん出ていますが、これは白眉でしょう、この二人のライブ音源のCD化です。
相手を立てて自らはサポートに徹することの多かった静のベーシストのイメージの強いチャーリー、一方のジムもどちらかというと玄人好みのウォームな音色の渋い演奏を得意としたギタリストだったと思います。
そのような二人の絡みがどのようなものなのか興味津々で、早くから予約していたのですが少し発売が遅れたらしく昨日ようやく届きました。二匹の猫が向かい合ったなかなか思わせぶりな憎いジャケットです。クレジットを見ますと1990年7月2日にモントリオール・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルで共演していたライブ録音となっています。
早速聴いてみましたがライブということもあってか意外なほど二人ともスイングしており、息のぴったり合った見事な演奏を聴かせてくれます。ジャズという枠にとらわれない自由闊達なメロディ・ライン、はっとするようなインプロビゼーション、そして二人の持ち味である美しいソロ。
二人とも亡き今、これは貴重な記録であると思います。
中ジャケの冒頭には二人を敬愛してやまなかったパット・メセニーが献辞を寄せていますが、まさにそのとおりだと思います。
"What a treat it is to hear two of my two favorite personal duet partners playing in a setting like this! This is a recording for ages."
一曲目のセロニアス・モンクの「ベムシャ・スイング」冒頭のスイングするヘイデンのベース・ソロ、そしてそれに滑り込むように入ってくるジムのウォームで独特の音色のギター。これだけでもう鳥肌が立ってしまって買ってよかったと思いました。
相手を立てて自らはサポートに徹することの多かった静のベーシストのイメージの強いチャーリー、一方のジムもどちらかというと玄人好みのウォームな音色の渋い演奏を得意としたギタリストだったと思います。
そのような二人の絡みがどのようなものなのか興味津々で、早くから予約していたのですが少し発売が遅れたらしく昨日ようやく届きました。二匹の猫が向かい合ったなかなか思わせぶりな憎いジャケットです。クレジットを見ますと1990年7月2日にモントリオール・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルで共演していたライブ録音となっています。
早速聴いてみましたがライブということもあってか意外なほど二人ともスイングしており、息のぴったり合った見事な演奏を聴かせてくれます。ジャズという枠にとらわれない自由闊達なメロディ・ライン、はっとするようなインプロビゼーション、そして二人の持ち味である美しいソロ。
二人とも亡き今、これは貴重な記録であると思います。
中ジャケの冒頭には二人を敬愛してやまなかったパット・メセニーが献辞を寄せていますが、まさにそのとおりだと思います。
"What a treat it is to hear two of my two favorite personal duet partners playing in a setting like this! This is a recording for ages."
一曲目のセロニアス・モンクの「ベムシャ・スイング」冒頭のスイングするヘイデンのベース・ソロ、そしてそれに滑り込むように入ってくるジムのウォームで独特の音色のギター。これだけでもう鳥肌が立ってしまって買ってよかったと思いました。