ミステリマガジン 2014年 11月号 [雑誌] の感想

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参照データ

タイトルミステリマガジン 2014年 11月号 [雑誌]
発売日2014-09-25
販売元早川書房
JANコード4910084391146
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 文芸・総合 » 文芸

購入者の感想

内容的にはそれほど目新しい部分はありませんが、スーシェ版のポアロが好きな私にとっては、この表紙だけで満足です。

 よく知られているように、エルキュール・ポアロは、世界中で聖書の次によく読まれているとも言われている作家、そして、
 アガサ・クリスティーの創造したミス・マープルと並ぶ名探偵です。
 さて、ミステリマガジン2014年11月号は、そんなポアロの特集を組んでいます。
 先ずは、今年日本で最終シリーズが放映されるTVドラマ「名探偵ポアロ」の紹介です。当然、最終作「カーテン」も放映されます。
 どのように映像化されているのか楽しみです。
 そして、エルキュール・ポアロものの長。短編から、アガサ・クリスティー文庫の訳者、解説者が各々ベスト3を選び、
 そのベスト10が発表されています。1位、2位、3位は順当なのかな?ただし、エルキュール・ポアロもの限定ですから、
 当然、そして誰もいなくなった、鏡は横にひび割れて、予告殺人 等はランク・インしていません・・ここまでがグラビア・・・・。
 本文では、先ず、アガサ・クリスティー社公認の新作「モノグラム殺人事件」が、10月に刊行されますが、
 その最初の部分が世界に先駆け、翻訳、紹介されています。
 そして、ベストテンのもととなった関係者のベスト3が、コメント付きで紹介されています。
 次は、TVドラマ「名探偵ポアロ」で、ポアロの吹き替えを担当されている熊倉一雄さんへのインタビューです・・これは結構面白いです・・。
 そして、最大の目玉?本邦初訳の中編「グリーンショアの阿房宮」の一挙掲載です。
 ただし、本作は「死者のあやまち」のもとになった作品で、短編としては長すぎるので、お蔵入りになったという経緯があったようです。
 クリスティー、特にポアロのファンの人にはお勧めです!!!
 

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