Google Compute Engine入門 の感想

クラウド環境を考える際に、上記2社の検討は避けられない。

規模の経済を最大限に恩恵を受けている両社のサービスの価格とセキュアさは当然魅力的だが、実際にはどう対応すればよいかというのはわかりにくいところ。
グーグルに関して、GCP、Google Cloud Platform のコンセプトから実際の手順について詳しく書かれているのが本書である。

著者は、もともとインフラのエンジニアであったそうだが、提案の状況を見て判を押したような内容、つまり差別化がないことに気づき、クラウドを推進する方に回ったという。

イノベーションとは、旧体制と新体制がまじりあって、次第に大きくなっていくのが常であるが、著者はまさにそのフェーズを地でいくような推進をしている。