ハイパーウェポン2014バレラスへの道 の感想
参照データ
タイトル | ハイパーウェポン2014バレラスへの道 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小林 誠 |
販売元 | 大日本絵画 |
JANコード | 9784499231374 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
内容は他のレビューで書かれている通り、ガミラスの美術設定集になります。帝都バレラス、帝都の軍港及びドック、冥王星基地、惑星ビーメラ、惑星レプタポーダ等の背景、建造物の設定画で、以前に掲載されていた画集も複数含まれています。
しかし、興味深いのは囚人護送船の設定画でしょう。あまり詳しく掲載されてはいませんでしたが、今回は多めに乗っています。また、コメントの中で、元デザインが劇場版『サンダーバード6号』に登場したスカイシップ1であることが説明されていました。言われてみると、確かに双胴型の船体はスカイシップ1だな、と思い改めました。
ヤマト系の他には、小林氏独特の世界観の広がる画集が掲載されています。『空飛ぶ理由』にもあった、戦艦大和を改造した写真を始めとして、ロボットと少女の漫画なども載っています。
あと、海底軍艦のページがほんの僅かなのは残念でした。表紙にされているので、てっきり海底軍艦が多く載っていると思ったのですが・・・。
しかし、興味深いのは囚人護送船の設定画でしょう。あまり詳しく掲載されてはいませんでしたが、今回は多めに乗っています。また、コメントの中で、元デザインが劇場版『サンダーバード6号』に登場したスカイシップ1であることが説明されていました。言われてみると、確かに双胴型の船体はスカイシップ1だな、と思い改めました。
ヤマト系の他には、小林氏独特の世界観の広がる画集が掲載されています。『空飛ぶ理由』にもあった、戦艦大和を改造した写真を始めとして、ロボットと少女の漫画なども載っています。
あと、海底軍艦のページがほんの僅かなのは残念でした。表紙にされているので、てっきり海底軍艦が多く載っていると思ったのですが・・・。
元々ヤマト2199の美術世界はため息をつくほど美麗で奥が深いものを感じていた。本書には、ひとつの絵が完成するまでの作業を順を追って見られる部分があり、とても興味深い。単なる解説ではない、エッジの効いたコメントも各所にあり、読み物としても面白い。ヤマトファンとして、この本を通じて作品世界をじっくり堪能するひと時は大いに幸せだった。復活篇の記述もあり、ヤマト成分は濃い。ヤマト以外の小林誠作品のインパクトも大であり、世界観を構築するクリエイターは一味もふた味も違うと実感せざる得ない。