俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件: 1 (一迅社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件: 1 (一迅社文庫) |
発売日 | 2013-03-15 |
製作者 | 七月 隆文 |
販売元 | 一迅社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
私にとって本書との出会いは、ある種の衝撃だった。
なにせこの本、小説なのに文字がほとんどないのである。
読み進めていくうちに、ここまで文字を削減しても話が
成り立つものなのか……と、しばし放心状態に陥ることになった。
地の文を極限まで削り取り、キャラクター同士の掛け合いに
読者の視線を集中させる手法は、かの僕は友達が少ないでもお目にかかった。
だが、本書はさらにその数段上を行く削りっぷりだったのだ。
で、内容はどうなのかという話だが……これがなかなか面白い。
お嬢様であるが故のぶっ飛んだ発想や誤解が出てくるたびにクスリと
きてしまい、ページをめくる手が止まらなかった。
特に主人公に携帯電話を返却するくだりは、何度も読みたくなってしまう
クオリティだった。仕上げにクッキーを添える発想が素晴らしい。
著者にはこのままのノリで、全速力で突っ走っていってほしいと思う。
遅ればせながら、既刊は全巻買わせてもらった。
今後の展開も楽しみである。
なにせこの本、小説なのに文字がほとんどないのである。
読み進めていくうちに、ここまで文字を削減しても話が
成り立つものなのか……と、しばし放心状態に陥ることになった。
地の文を極限まで削り取り、キャラクター同士の掛け合いに
読者の視線を集中させる手法は、かの僕は友達が少ないでもお目にかかった。
だが、本書はさらにその数段上を行く削りっぷりだったのだ。
で、内容はどうなのかという話だが……これがなかなか面白い。
お嬢様であるが故のぶっ飛んだ発想や誤解が出てくるたびにクスリと
きてしまい、ページをめくる手が止まらなかった。
特に主人公に携帯電話を返却するくだりは、何度も読みたくなってしまう
クオリティだった。仕上げにクッキーを添える発想が素晴らしい。
著者にはこのままのノリで、全速力で突っ走っていってほしいと思う。
遅ればせながら、既刊は全巻買わせてもらった。
今後の展開も楽しみである。