もういちど読む山川日本近代史 の感想
参照データ
タイトル | もういちど読む山川日本近代史 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鳥海 靖 |
販売元 | 山川出版社 |
JANコード | 9784634591127 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
近代日本史の授業が始まります。この本で頭をならしたいと思います。
山川「もう一度読む」シリーズの第6弾。他の「もう一度読む」シリーズが、「検定教科書」を基にして書かれているのに対して、この「日本近代史」は山川の参考書「詳説日本史研究」を種本としてわかりやすく妥当な記述が展開されている。
特に95頁の記述には注目される。「…、帝国議会開設以来10年ほどで立憲政治は定着し、自由民権運動の流れをくむ正統派、明治憲法体制下に大きな地位を占め、日本における政党政治発展の基礎が築かれることになった。…(中略)日本の場合は、比較的短期間にそれほど大きな混乱もなく、藩閥勢力と政党勢力(自由民権派)の協力・妥協により、立憲政治が定着した。…」
このような記述は山川の教科書「詳説日本史」にはなく、参考書「詳説日本史研究」にあるものである。この記述は非常に適切なものであり、明治憲法体制下で政党政治が非常に素早く定着していったことをわかりやすく記述している。私が本書をお勧めする根拠でもある。
特に95頁の記述には注目される。「…、帝国議会開設以来10年ほどで立憲政治は定着し、自由民権運動の流れをくむ正統派、明治憲法体制下に大きな地位を占め、日本における政党政治発展の基礎が築かれることになった。…(中略)日本の場合は、比較的短期間にそれほど大きな混乱もなく、藩閥勢力と政党勢力(自由民権派)の協力・妥協により、立憲政治が定着した。…」
このような記述は山川の教科書「詳説日本史」にはなく、参考書「詳説日本史研究」にあるものである。この記述は非常に適切なものであり、明治憲法体制下で政党政治が非常に素早く定着していったことをわかりやすく記述している。私が本書をお勧めする根拠でもある。
近代史は高校の授業でもあまり時間をかけて学習しなかったので、外国の友達のほうがよく知っていたりして悔しかったので買ってみました。内容が平易な文で理解もしやすく良かったです。