テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス) |
発売日 | 2012-04-19 |
製作者 | 貴家 悠 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088792705 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
8巻まで読んだ感想です。
火星に苔とゴキブリを持ち込み、数百年がかりで人間が住める星にしようとするが、その仕上げの段階で駆除しようとしていたゴキブリがまさかの進化を遂げて人型になっていて逆に駆除されそうになる…。
発想とインパクトは凄く、これは絶対人間側は勝てないだろうという絶望感で最初はドキドキしながら読みました。1巻のスタートの時点で2回目の駆除の火星探査で、人型ゴキブリ対策もバッチリのはずが、主要人物と思われる人が感情移入する間もないまま次々に殺されていき、これじゃあっという間に全滅するだろうと思ったら、2人だけ辛うじて生き残り地球に帰ります。
1巻で、余りに人が死んだので2回目の20年後の3回目の探査の時も死にまくるのかと思いきや、死ぬ事は死ぬが主要な人物は逆にほとんど死ぬ事はなくなり、緊張感はなくなります。
話題性を持たせる為に1巻で殺しまくったのではと勘ぐりたくなります。
また、人型のゴキブリが全員筋肉質の黒人?のような見た目で、強さの比較が分かりにくいです。ドラゴンボールとかなら強さの序列はすぐ分かりますが、この作品の敵は強さも感情もよく分かりません。
しかも、この人型ゴキブリは時と場合によって物凄くアホな時と賢い時があり、どう描きたいのかが見えてきません。
あと、この作品ではたまにギャグシーンが出てきますが、センスがないのか今ひとつ笑えません。緊張と緩和の緩和のつもりなのでしょうが。
アイデアと画力はいいですが、肝心なストーリーが今ひとつで、登場人物への感情移入があまり出来ませんでした。
火星に苔とゴキブリを持ち込み、数百年がかりで人間が住める星にしようとするが、その仕上げの段階で駆除しようとしていたゴキブリがまさかの進化を遂げて人型になっていて逆に駆除されそうになる…。
発想とインパクトは凄く、これは絶対人間側は勝てないだろうという絶望感で最初はドキドキしながら読みました。1巻のスタートの時点で2回目の駆除の火星探査で、人型ゴキブリ対策もバッチリのはずが、主要人物と思われる人が感情移入する間もないまま次々に殺されていき、これじゃあっという間に全滅するだろうと思ったら、2人だけ辛うじて生き残り地球に帰ります。
1巻で、余りに人が死んだので2回目の20年後の3回目の探査の時も死にまくるのかと思いきや、死ぬ事は死ぬが主要な人物は逆にほとんど死ぬ事はなくなり、緊張感はなくなります。
話題性を持たせる為に1巻で殺しまくったのではと勘ぐりたくなります。
また、人型のゴキブリが全員筋肉質の黒人?のような見た目で、強さの比較が分かりにくいです。ドラゴンボールとかなら強さの序列はすぐ分かりますが、この作品の敵は強さも感情もよく分かりません。
しかも、この人型ゴキブリは時と場合によって物凄くアホな時と賢い時があり、どう描きたいのかが見えてきません。
あと、この作品ではたまにギャグシーンが出てきますが、センスがないのか今ひとつ笑えません。緊張と緩和の緩和のつもりなのでしょうが。
アイデアと画力はいいですが、肝心なストーリーが今ひとつで、登場人物への感情移入があまり出来ませんでした。
日本人の殆どが嫌う、黒くて早いあの虫「ゴキブリ」。
テラフォーミングが目的で火星にばら蒔いた大量のゴキブリを駆除するために地球を発った主人公たち。
そこで見たものは、宇宙の過酷な環境に耐えるため人間の様な形に進化したゴキブリだった。
明らかな敵意を持って襲ってくるゴキブリたち。しかし主人公たちは、火星の環境に耐えうるよう成功率30%以下の手術を受け、様々な昆虫の力を手に入れていた・・・というのが簡単なあらすじ。
人型に進化したゴキブリのデザイン・描写が秀逸で、とにかく気味が悪い。
目が大きく全身真っ黒、尾葉や触覚があり「じょう」と鳴くゴキブリが醸し出す圧倒的な不快感は何故かクセになる。
ゴキブリの絶望的な強さの前に次々と殺されていく仲間たち。更にはそこに政治的な思惑も交錯し、イロモノと思いきや上質なSFに仕上がっている。
青年漫画的な設定でありながら少年漫画的な能力バトルものの要素も含んでおり、スピーディで容赦無い展開からは目が話せない。
ゴキブリが苦手だからといって読まず嫌いは勿体ない。間違いなく「アタリ」の漫画だと思います。
今後の展開に大いに期待できます。
テラフォーミングが目的で火星にばら蒔いた大量のゴキブリを駆除するために地球を発った主人公たち。
そこで見たものは、宇宙の過酷な環境に耐えるため人間の様な形に進化したゴキブリだった。
明らかな敵意を持って襲ってくるゴキブリたち。しかし主人公たちは、火星の環境に耐えうるよう成功率30%以下の手術を受け、様々な昆虫の力を手に入れていた・・・というのが簡単なあらすじ。
人型に進化したゴキブリのデザイン・描写が秀逸で、とにかく気味が悪い。
目が大きく全身真っ黒、尾葉や触覚があり「じょう」と鳴くゴキブリが醸し出す圧倒的な不快感は何故かクセになる。
ゴキブリの絶望的な強さの前に次々と殺されていく仲間たち。更にはそこに政治的な思惑も交錯し、イロモノと思いきや上質なSFに仕上がっている。
青年漫画的な設定でありながら少年漫画的な能力バトルものの要素も含んでおり、スピーディで容赦無い展開からは目が話せない。
ゴキブリが苦手だからといって読まず嫌いは勿体ない。間違いなく「アタリ」の漫画だと思います。
今後の展開に大いに期待できます。