るろうに剣心 伝説の最期編 (JUMP j BOOKS) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

具体的には

・蒼紫ｖｓ鎌足＋蝙也

・安慈との決着の仕方が劇場版とは違う

・最終決戦でも比古登場、薫との会話あり

あと明治政府要人の描写が劇場本編よりもだいぶマシに描かれています

後編を観て真っ先に思ったのは、アクションを重視した結果、
あまりにも内容に説明不足な点が多すぎることでした。
原作を知ってるだけに、その辺の未回収な部分が目立ってしまい、
いまいち自分の中では満足な出来栄えとは言えず・・・。

そんなモヤモヤ感を吹っ飛ばしてくれたのが、こちらの小説でした。
映画の脚本をベースにしてるので、大満足とは言えませんが、
少なくとも映画で気になった点がきちんと描かれてる点は
私的にかなり満足でした。
あまりにもおざなりな扱いになった十本刀や、編集でカットされた
剣心と薫の（夢での）再会シーンや、剣心のモノローグなど、
映画では「どういうことだろう？」と気になった点なども
この本を読んでスッキリすることができました。

あくまでもノベライズなので、一つの小説作品としては
充実度は高くないですが（もちろん原作と比較するまでもなく）、
映画観てなんかモヤッとしたなぁ~という方にはオススメします。

映画館で２回見てきました。

あまりにも比古師匠が格好よかったので、小説だとどんな風に表現されてるのかな？という興味で購入しました。

全体的に脚本のようなタッチの小説ですね。すぐに読めてしまいます。内容としては、原作と映画を混ぜたようなお話になってました。

語られなかった場面もあるので、映画の補足としては良いかもしれません。

やっぱり師匠は格好いい！