「BECK」 通常版 [DVD] の感想

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参照データ

タイトル「BECK」 通常版 [DVD]
発売日2011-02-02
監督堤幸彦
出演水嶋ヒロ
販売元バップ
JANコード4988021135207
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ

購入者の感想

この映画がきっかけで、もともと好きで気になっていたけれどCDを買う気になれなかったoasisを、すきになり、ハマるきっかけになった映画です。
以上。
評価できる点はそれだけ!

内容は当時、劇場でも見ましたが、その時は唖然としました。
まさかバンド映画でボーカルが歌わない映画なんて…強気だなぁ。
revolutionですか、あれはまぁまぁ良くて、サントラ欲しくなりました。
しかし、まずこの映画の製作意図が理解できない。
単なるC級クソ映画。
キャスト重視でキャスティングして、映画を作ると、こうなるんですね。
『ザ・コミットメンツ』だったり、最近では『ジャージー・ボーイズ』など、歌唱力重視でキャスティングしようとはしなかったのかな?
サトウタケルさんは音痴なの?
原作は途中で飽きたので全然わかりませんが、天使の声をもつ主人公なんでしたっけ?
オーディションで探しなさいよ。
素晴らしい歌声を秘める少年を起用しなさいよ。と思いました。
まぁ、別にいいんですけどね。
商業的利益のみを追求するには有名若手イケメン俳優を起用しなくちゃいけないんですもんぇ。
この映画を見て、DVDを買い、観て、数年後にいろいろ洋画のバンド映画、音楽映画を観てきて、やはりこの映画はカスだということに気づきました。
あえて言おう、カスであると。
邦画でもっとバンド映画や音楽映画を作って欲しいですねぇ。
昭和は小林旭の渡り鳥シリーズだったり、加山雄三や裕次郎の歌謡映画がいっぱいあるんですけどねぇ。
実在の人物の伝記映画でも作ればいいのに。
キャロルの伝記映画だったり、沢田研二や吉田拓郎、井上陽水、BOOWYにブルーハーツなんかの伝記映画でも作ればいいのに…って思わされた映画でした。
つまり、もっともっと、胸が熱くなるような、自分もバンドやりたくなるような、青春を感じれるような日本の音楽、バンド映画が見たい!って思ったこの頃でした、チャンチャン♪

この映画こそ、漫画でハロルド作石が否定したアイドル商業主義の似非ロックそのものだ
しかし、監督はそのことに気づいていないようだ
しったかぶりと、自意識過剰で作られた胸糞の悪くなる公害だ

コユキ役の佐藤健が最後まで歌わない事に、批判的な意見も多いかもしれません。

でも個人的に、BECKにおいてはこれ以上の実写化はたぶんないと思います。

もともと音が無い世界であるマンガにおいて読者は、BECKの音、そしてコユキの歌声がどんなものなのか、絶対興味を抱くものだと思いますし、聴いてみたいと願うはずです。

だからその点では、実写化する意味もあったと思う。

でもこの作品を見た時、これで良かったと僕は思いました。

BECKはアニメ化もされて、そこではコユキも歌っているのですが、正直僕は想像の中のコユキとは違いました。悪くはなかったけど、あれが一発で人を惹き付ける歌声なのかと、どこか疑問がありました。

それを見ると、この作品の表現の仕方は、これがベストなんだと思います。

コユキを100%再現するなんて不可能ですよ。マンガだから表現出来る事がたくさんあるんだと、この作品で改めて痛感しました。

だから僕の結論から言うと、マンガが100%の☆5です。

でも、そんな作品をよくここまで再現したなぁと思いました。

原作ファンである僕は、削られた部分もあって残念な所もありましたが、実写化という時間制限と規制もありながら、千葉くんの歌声と、BECKの雰囲気を上手く表現できた作品だと思います。

これを見て原作を読んでも良し、原作を読んで実写化を見ても良しです☆

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