BILLY BAT(9) (モーニング KC) の感想

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タイトルBILLY BAT(9) (モーニング KC)
発売日2012-05-23
製作者浦沢 直樹
販売元講談社
JANコード9784063871098
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

第1巻ラストの「月のコウモリ」と言う大きな伏線がいよいよ回収されそうで、この驚きの設定を初めから考えていたのかと感動。
きっちりと練られた作品構成に安心感が増し、先のストーリー展開に対しても、謎もまた楽し♪と言う心境になる。
SF特撮の神様・円谷英二をモデルにした監督が登場。
戦後日本最高の特撮監督が、米軍から依頼されたのはあの有名な「アポロ計画」か……!?

王道の伝奇SF作品としての胡乱な世界観が大きく広がりつつ、
じわじわとしかししっかりと謎のひとつひとつが解明され、全体はシンプルな形におさめられていく。

雑風「ほ……ほかはどうした……」アインシュタイン「すべて滅んだ」
天才科学者のゲスト出演的な説明で、カンベエの巻物の能力もかなり判ってきた。
生前の下山総裁の発言から、下山事件とビリーバットの関連性もついに判明。

そしてついにコウモリ村に到着するケヴィン一行。
ジャッキー「あ……あのさ こんなとこまで来てアレなんだけど……………… 引き返した方がいいと思う」
ゾッとするような怖ろしいコウモリ村の惨状の中でも、この4人の道中はどこかコミカル。

読んでいるあいだ無性にワクワクし、エンターティメント漫画の楽しさを満喫できて、とても面白かった。

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