雷撃隊出動【期間限定プライス版】 [DVD] の感想

旧日本海軍の正規空母｢瑞鶴｣が映っているというので購入しました。予測を超えて非常に綺麗な映像で映ってます。瑞鶴から発艦する天山艦攻も圧巻です。｢瑞鶴｣は、このすぐあと、｢捷一号作戦｣に出撃し沈んでしまいました。当時の日本の映画技術も優秀だったのですね。円谷英二 監督による特撮も含まれますが、現在の怪獣特撮よりも完成度は高いように感じます。やはり、“軍”という巨大な資金力があった影響でしょうか？ 公開は1944年でしょうか？ 『戦争継続を啓蒙する作品』と考えていたのですが、私には戦争の残酷さを伝える立派な反戦映画と思えました。当時の施政を考えますと不思議な気がします。『日本を守ろうと戦った若者たちに合掌・・・』、素直にそう思いました。

実写のシーンが多いところが良い、脚本も｢連合艦隊｣や｢男たちの大和｣などより、よっぽど出来が良いように思う。但し、邦画の常で音質は取敢えず音が出ている程度。