孤独のグルメ Season 4 DVD-BOX の感想
参照データ
タイトル | 孤独のグルメ Season 4 DVD-BOX |
発売日 | 2014-12-17 |
監督 | 溝口憲司 |
出演 | 松重豊 |
販売元 | ポニーキャニオン |
JANコード | 4988013100183 |
カテゴリ | TVドラマ » 日本のTVドラマ » ジャンル別 » 全タイトル |
購入者の感想
年末の特番でたまたま見たのがいけなかった。 すぐに録画してリピートしまくりました。 特にレストランアトムにぞっこん。 自分で作れるメニューはヤバいです。 さすがにカツ皿は一緒に食べられないけど、すでに一年分くらいのハムエッグ定食は食べたかもしれない。 予算の関係でまだDVDは購入してませんが、いずれ全巻揃ったあかつきにはどうなることやら… ちょっとコワいです(笑)
「孤独のグルメ」の面白さを明確に語る事は中々に難しい。
ま、クセになる味、噛めば噛むほどに味わいがある、シャレではなく、そんな感覚であることには違いない。
初めて観たのはTVのファースト・シーズンが始まって間もなくのことだったと思う。
最初の印象は、これってグルメ番組なのか、松重豊のひとり寸劇なのか、よく分からないとの思いだった。
登場するお店のスタッフや客は、果たして俳優なのか、当人なのか。
松重扮する井之頭五郎がただひたすら料理を掻き込むだけで、ドラマ性はあるようでない、いや、出てくる料理のひとつひとつにこそドラマがあると言わんばかりだ。
でも、2回、3回と見続けるうち、五郎がどこに入るのか、何を食べるのかが気になり始めた。
旨そうな店やメニュー、周りの人たちが美味しそうに食べているのを見つめながら自問自答しつつ迷い続けるサマを見て、自分と同じじゃないかと思った。
我々が日常生活を営む上で体験し感じる部分を少しばかりデフォルメし、ユーモアで切り取ってみせる可笑しさ。
とことん男飯、B級グルメに拘る潔さ。
必ず数品をオーダーし、それを残さず平らげる。
ご飯の掻き込みぶりも豪快そのもので、正に、食のハードボイルド・アクションだ。
作者は久住昌之、かって「ガロ」誌で泉昌人とのコンビで、ハイパーリアリズムな日常をシュールな笑いで包んだ劇画を連打していた人だが、番組の最後で、彼がお店を訊ねるのも、メタ・フィクションから現実世界へ引き戻す巧い演出だ。
思わず口ずさんでしまうジャジィなテーマ曲も見事に決まる。
現在、毎週水曜日の深夜にオン・エア中だが、なんやかやで、つい見過ごしてしまう事が多いゆえ、DVDーBOXにて、一気に観るのが大人食い、ならぬ、ビジネスマンの鑑賞法。
これが、意外とオツなのである。
第4シーズンがスタートした頃、新聞のインタビューで主演の松重が答えていた。
実は、御本人は和食党で小食らしい(笑)。
ま、クセになる味、噛めば噛むほどに味わいがある、シャレではなく、そんな感覚であることには違いない。
初めて観たのはTVのファースト・シーズンが始まって間もなくのことだったと思う。
最初の印象は、これってグルメ番組なのか、松重豊のひとり寸劇なのか、よく分からないとの思いだった。
登場するお店のスタッフや客は、果たして俳優なのか、当人なのか。
松重扮する井之頭五郎がただひたすら料理を掻き込むだけで、ドラマ性はあるようでない、いや、出てくる料理のひとつひとつにこそドラマがあると言わんばかりだ。
でも、2回、3回と見続けるうち、五郎がどこに入るのか、何を食べるのかが気になり始めた。
旨そうな店やメニュー、周りの人たちが美味しそうに食べているのを見つめながら自問自答しつつ迷い続けるサマを見て、自分と同じじゃないかと思った。
我々が日常生活を営む上で体験し感じる部分を少しばかりデフォルメし、ユーモアで切り取ってみせる可笑しさ。
とことん男飯、B級グルメに拘る潔さ。
必ず数品をオーダーし、それを残さず平らげる。
ご飯の掻き込みぶりも豪快そのもので、正に、食のハードボイルド・アクションだ。
作者は久住昌之、かって「ガロ」誌で泉昌人とのコンビで、ハイパーリアリズムな日常をシュールな笑いで包んだ劇画を連打していた人だが、番組の最後で、彼がお店を訊ねるのも、メタ・フィクションから現実世界へ引き戻す巧い演出だ。
思わず口ずさんでしまうジャジィなテーマ曲も見事に決まる。
現在、毎週水曜日の深夜にオン・エア中だが、なんやかやで、つい見過ごしてしまう事が多いゆえ、DVDーBOXにて、一気に観るのが大人食い、ならぬ、ビジネスマンの鑑賞法。
これが、意外とオツなのである。
第4シーズンがスタートした頃、新聞のインタビューで主演の松重が答えていた。
実は、御本人は和食党で小食らしい(笑)。