くるねこ 12 特装版 の感想

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　悲しいことにすて猫のあたり年であった2012年の尾張小牧組と胡魚組が中心です。
おいら的には、よね胡とーさん（史郎さん（仮））暴走ネタがほぼHPのまま掲載されていて、
ほっくほくです。（よね胡とーさんの似顔絵自体は書き加えられています。）

ダイレクトにはかかれていませんが、
尾張小牧組と胡魚組の来し方の約１ページほどの説明部分に、
くるさんの
「法律はどうであれ、猫はモノなんかじゃない！」
「猫捨てるな！見捨てるな！生きているんだぞ」
というやりきれない感情があらわれているようで、切ないです。

嫁がせても、嫁がせても、
次々にやってくる頑是ない子猫たちや、
捨てられてなお人を信じている大人ネコたちが
全く減らないことが、やりきれない

たった数ページの描き下ろし部分でしたが、
読んでいて、痛かったです。

「それがどうした、生きてりゃOK」

そういって命を慈しむくるさんだからこそ、
生きていることを粗末に扱われる彼等の代わりに憤っているようにとれました。

上記はおいらがそう受け取っただけで、
実家のお猫様ネタがないだけで、
いつもの愚連隊ネタに加え、
冒頭でも書きましたがよね胡とーさん暴走ネタや、
ハイウエイのオトコがだんだんくるさんに甘えてくる様子（自慢か？！自慢だよね！？）、
神保定の猫のおくさんネタなど
ついつい噴出してしまうお話し盛りだくさんです。

また、当巻も、本文のお写真がきちんと何かわかるようなはっきりしたお写真ばかりで◎。
正当すまん寝王位継承者、よね胡さまの寝相の素晴らしさがよくわかります（笑）。

当巻では、ちょっと心配なぽっちまさんも、
現在のHPでの福々しいお姿を拝見しているので、安心してよめました。

巻末の描き下ろしは、
おいらの老後を考えさせられました。